2019-01-01から1年間の記事一覧

非難と尊重

今年はサンタさんに『中を開けると死を超越出来る四次元空間が無限に広がっている棺桶』をおねだりしたのに僕のもとにサンタさんは来なかった。自分なりに良い子にしていたつもりだったのだがもしかしたらコンビニおにぎりの包装紙を『プラスチックゴミ』で…

鼓舞

忘年会の締めの挨拶で「ONE TEAM」という言葉を用いる上司に1年後「去年の忘年会の締めの挨拶、自分がなんて言ったか覚えてますか?」って聞くと大多数が「覚えてない」って言うと思う。そういう世俗的な人間は大体軽薄な気持ちでしか発言しないから。 遂に…

性と時勢

ベルギーで9歳の少年が大学を卒業しようとしているというのに日本では23歳の青年が未だに童貞を卒業出来ていない。ベルギーの少年が神童と称されるならこちらは神の領域に到達した童貞、そうつまり意味は違えど神童と言っても間違いではないのだ。これは深刻…

生の倦怠

相も変わらず空虚な日々を送っているうちに気付けば11月になってしまった。今年もあと2ヶ月で終わるのだと思うと「嗚呼やっぱり今年も人生に何の大きな転機も訪れないで終わっていくんだなあ」と並々ならぬ諦観の念が湧き上がってくる。 一体いつになったら…

災厄

秋風が移ろい、流れる季節の中でふと日の短さを感じるようになった。そろそろ忙しく過ぎる日々の中に私とあなたで夢を描きたくなる。 読者諸兄は如何お過ごしだろうか。僕は元気に過ごしているとは言い難い毎日を送っている。 仕事のストレスからかわからな…

光明と隆盛

僕は一応このブログで近況報告のようなものをしているつもりなのだが、改めて思い返してみれば「社会人になってなんだか精神が鬱屈とするな~鬱屈としてきたな~」ということを延々と申し述べたてているだけで何もこれといった変化が無い。変化が無い日常、…

弁明と補足

『弁明と補足』……今更だけどこのブログのタイトルなんか妙に厨二臭くない?と思っているそこの貴殿貴女、その感覚は正しい。 普通ならもっとわかりやすいタイトルをつけるべきだろう。「帰り道犬のウンコを踏んだ話」とか「結婚を諦めて樹海に突撃してみた話…

過去と未来

四季の中で一番好きなのは夏だ。夏という言葉から連想されるような青空や入道雲、海、向日葵、風鈴の音、水着のギャル、水着の女子高生、向こう側のプールサイドに体育座りして見学する女子…それら全てが折り重なってなんだか広大な世界を感じさせる。夏の始…

憤懣と提唱

朝、電車に乗るといつもより乗客の数が少なかった。どうやら世間は盆休みであるらしい。僕は嘆息してしまった。自分が労働している瞬間に労働していない人間がいるという現実を如実に感じて気が滅入る。労働という概念を世界で最初に考案した人間は一体誰な…

代償

カフェインに強い人間として生まれたかった。元来腹が弱い体質なのでカフェインを含有した飲料を摂取するとかなりの確率でトイレに駆け込むことになる。学生の頃は眠気覚ましにと思いレッドブルやモンスターエナジー等のエナジードリンクを飲んで試験勉強を…

忍耐と厭世

今日はまだ8月2日ぐらいだろうと思ってカレンダーの日付を確認すると8月4日だった。光陰矢の如し。このまま時間の濁流に呑み込まれて一生を終えていくのかと思うと本当に怖い。あまりにも時間が経つのが早すぎて実は自分は時間を跳躍することが出来る能力者…

想像と創造の限界

皆さんコンニチハ。大阪ナホミです。今日も地球は青いネ。トコロデ最近日本の天気オカシイネ~。 はい、ということで久方ぶりにブログを更新したいと思います。まあ相変わらず僕は鬱屈としてるんですけど最近なんか自分が鬱屈としてるっていう内容の記事しか…

孤立無援

はい皆さんこんにちは、今日みたいに天気の良い日は緑の多いド田舎の閑静な団子屋で黙々とみたらし団子を頬張っていたいですね。 いや~単刀直入に言うけど最近本当に転職したい。転職したいっていうか退職してそのまま無になりたい。新卒入社3ヶ月未満が甘…

令和

はいどうもこんにちは~、超人気Youtuberことスカルプ・D・ルフィです!本日もハゲを笑いのネタにすることは果たしていかがなものかという倫理的問題について真剣に考察していきたいと思います!ま~色々語りたいことあるんですけど、動画の時間が長くなっち…

平成

今までの人生の中でインターネットに触れる回数はそれなりに多かったのにも関わらず、決してインターネットの使い方が上手いとは言えない類の人間になってしまった。 僕は生来的に内向型の人間だから、物心ついた時にはもうインターネットをもうひとつの自分…

暗中模索

時間とは恐ろしいものだ。気が付いた時にはもう既に失われている。一旦失ったらもう取り返すことは出来ない。当たり前のことなのに、そんな現実が重くのしかかってくる。 僕は新入社員研修中に「何故この会社を選んだのか」、「これが本当に自分のやりたい仕…

概観

人生全体を80年程度の尺度で捉えるならば、1日単位でのイベントは概観的に些末なものだと言えるだろう。何か嫌なことがあっても、10年後か20年後には取るに足らないことだったと思えるようになるはずだ。喉元過ぎれば熱さを忘れる。実際、僕も10年前に自分の…

死相と異性

4人以上の人数で開かれるあらゆる種類の会合が苦手だ。人が多くいる場では自然と後手に回ってしまう。それは単純にコミュニケーション能力の欠如に起因しているのかもしれないが、自身の根底に「人類全員と分かり合うことは絶対に不可能なのだ」という壮大な…

隠者の屁理屈

生きていると、嫌でも避けて通れない事態に直面することがある。それは例えば親族の突然の死だったり、長年連れ添った恋人との永遠の別れだったりする。それらを受け入れ乗り越えることによって人間は成長していくのだ、などと偉そうに講釈を垂れるつもりは…

就職活動と悔恨と義憤

よく偉そうに就職活動について講釈を垂れる人間がいる。これから就職活動を迎える後輩に熱い激励の言葉を浴びせかけ、大手企業の内定保持に起因する余裕を綽々と見せつける輩だ。別にその行為が悪いとは言わない。だが、その行為が就活生にとって必ず良い結…

負荷の軽減

「分人」という言葉をご存じだろうか。あまり耳にしたことがないという人もいるだろう。かくいう僕もこの言葉を知ったのは最近のことである。 分人とは、小説家の平野啓一郎氏の著書『自分とは何か~個人から分人へ~』で提唱されている概念のことだ。この本…

瑕疵と独白

『超回復』をご存じだろうか。最近では筋力トレーニングが流行の一端だから、既に存じ上げている読者諸賢も多いかもしれない。激しい筋トレなどをすると、筋肉細胞が一旦破壊される。その後2~3日の休息を取ることによって筋肉細胞は回復していき、以前よりも…