就職活動と悔恨と義憤

よく偉そうに就職活動について講釈を垂れる人間がいる。これから就職活動を迎える後輩に熱い激励の言葉を浴びせかけ、大手企業の内定保持に起因する余裕を綽々と見せつける輩だ。別にその行為が悪いとは言わない。だが、その行為が就活生にとって必ず良い結…

負荷の軽減

「分人」という言葉をご存じだろうか。あまり耳にしたことがないという人もいるだろう。かくいう僕もこの言葉を知ったのは最近のことである。 分人とは、小説家の平野啓一郎氏の著書『自分とは何か~個人から分人へ~』で提唱されている概念のことだ。この本…

瑕疵と独白

『超回復』をご存じだろうか。最近では筋力トレーニングが流行の一端だから、既に存じ上げている読者諸賢も多いかもしれない。激しい筋トレなどをすると、筋肉細胞が一旦破壊される。その後2~3日の休息を取ることによって筋肉細胞は回復していき、以前よりも…

追憶と傷痕

災厄は忘れた頃にやってくる———。 ということで人類に底知れぬ災厄をもたらす闇のブログを久方ぶりに更新したいと思う。もはや自分しかこのブログの存在を知らないんじゃないかというほどの閑散ぶりだが、まあそれでも日記代わりとして書いていこう。 気付け…

鬱積

はい、実在しているのかも不明なこのブログの購読者の方々、お久しぶりでございます。約3ヵ月前ぐらいに投稿した記事で「これから1週間間隔で記事を投稿する」という旨のことを書いた気がしますが、お察しの通りそれは真っ赤な嘘なので忘れて頂きたいです。 …

冷遇

就職活動に辟易している。大学2年生の頃はいずれ潜在的な能力が開花して超大手企業にありえないぐらいの量の内定を獲得出来るのではないかと楽観視していたが(そんな訳がない)、実際は潜在的な能力が開花するどころか色々な技能力、知識、その他諸々の能力が…

憂慮

最近精神的に参っちゃうことがよくあるので(将来に対する漠然な不安とか就活に対する不安とかが原因で)、寝る前に癒しを求めて声優のラジオを聴くことが多かった。あらかじめ断っておくが声優のラジオを聴くことは個人の自由なので決して悪いことではない。…

黎明

年が明けた。 それでも地球は回る。青い空と白い雲。雄大な大地。蕾は美しい花を咲かせる。雪は静謐に降り積もり街を真っ白に染め上げる。猫は炬燵で丸くなる。日雇いバイト先の社員は派遣労働者を冷たくあしらう。 そんな日々が、今年もお前を迎えた。 お前…

混濁

少女終末旅行宝石の国JustBecause!いぬやしきメイドインアビス冴えない彼女の育て方♭リトルウィッチアカデミア月がきれい亜人ちゃんは語りたい昭和元禄落語心中助六再び編が今年一番面白かったかな 今年もアニメしか見てない一年だった。 いぬやしきの中盤で…

決死の空費

2017年がもうすぐ終わってしまう。振り返ってみれば何も無いようで実際何も無かった。特別に書きたいことがある訳ではないけれども大学の課題が終わる気配を見せないので現実逃避にブログを書き記している。正直普通にブログを書いている場合では無いのだが…

落伍者の処断

最近ストレスが溜まりやすい。何というか普通に生活をしているだけでストレスが蓄積していく。中でもとりわけストレスが溜まりやすい場所が電車そして歩道だ。 自分は電車通学なので大学に行くのに電車を利用している訳であるが、完全にストレスの温床である…

装飾系人間の憂鬱

この間興味深いタイトルの本を読んだので感想を記そうと思う。竹内一郎の『人は見た目が9割』という本である。最初目にしたときは「なんやこのタイトルゥ!?ナメとんのか!」と激昂しかけたが、本書は人間としての容姿がその人の人生の優劣を決定付けるとい…

天才の遊興

いや~参ったね。始まってしまったね。大学が。こりゃもう一大事よ。もう何もやる気が起きねえよ。もう何も聞こえないし何も聞かせてくれないんだよ、壊れかけの人間になっちまってんのよ、うん。 一体いつからこうなっちまったんだ?大学に入学して絢爛たる…

社会的弱者の断末魔

私は2019卒なので、就活の時期も差し迫っているということで朝井リョウの『何者』を読んでみた。以下ネタバレを含むので読んでない人はご注意を。 この小説は現代の若者達における就職活動の実態をリアルに描き出したものである。主人公とその囲いは就職活動…

絶望の産声

新しくブログ始めてみた俺あるある~~~新しくブログ始めてみた俺の~~~あるある言いたい~~~新しくブログ始めてみた俺~~~新しくブログ始めてみた俺の~~~あるあるを~~~早く言いたい~~~ 新しくブログ始めてみた俺あるある~~~ああ~~~Oh…