孤立無援

 はい皆さんこんにちは、今日みたいに天気の良い日は緑の多いド田舎の閑静な団子屋で黙々とみたらし団子を頬張っていたいですね。

 

 いや~単刀直入に言うけど最近本当に転職したい。転職したいっていうか退職してそのまま無になりたい。新卒入社3ヶ月未満が甘ったれたこと言ってんじゃあないよと思われるかもしれないが駄目だ、もうこの気持ちは抑えられない。今すぐあなたのもとへ退職届を出しに行きたい。しかしなかなか行動に移せない。む、胸が苦しい…一体何なの?この気持ち……。いや、自問しなくてもわかっている。自分の気持ちに正直になればおのずとわかる。これは後日突然救急車で運ばれるタイプの病だ。ふざけるな。こんなくだらない文面を書いている場合ではない。今すぐ会社を辞めないと死んでしまいそうだ。

 しかし何故この国は辞めるということに対してネガティブなイメージがつきまとうのだろう(他の国がどうなのかは知らないが)。辞めたくても辞められない、そんな思いを抱えて生きている人間の如何に多いことか。辞めるということは確かに長続きしなかったということであり、忍耐力や継続力が欠如しているというような印象を持たれやすい。だがその反面、新境地を開拓しようとする意志の表れではないだろうか。自ら環境を変えようとすることの何が悪いのか。底無しの蟻地獄に呑まれ続けて一生を終えるよりは、なんとかしてその状況から脱出して起死回生を図った方が良いだろう。周囲からのイメージを気にして閉塞的な状態に身を置き続けている限り状況は一向に改善しない。

 なんか昨今ダイバーシティが何だの多様性がなんだの言われてるけどそういうことなら『何かを辞める選択をした人間』がポジティブに捉えられるようになってほしい。適材適所という言葉に照らし合わせて自分が自分なりに生きやすい場所を選ぶことが容認されるような世界になってほしい。日本の過労問題とか労働に関する黒い病の病理は突き詰めていけばそういう『何かをやらなければいけない、続けなければいけない』風潮に起因すると思う。

 

 とりあえず僕は現時点ではかなり仕事を辞めたい気持ちが強い。だが、社会人生活が始まったばかりということもあって疲労が怒涛の勢いで蓄積しており、休日もベッドの上で朝から夕方までタイムスリップすることがよくあるので未だにこれといった行動は起こせていない。一回しかない人生をこのままパッとしない気持ちで送っていいのだろうか。そういう思いが夜な夜な脳裏をかすめて寝れない。あ~あ、芸能プロダクションかなんかのお偉い人がたまたまこのブログを見つけて俺の中に潜在している類稀な才能を見出してスカウトしてくんね~かな~。退職する心の準備だけは万全に出来てるので出来れば早めにお声がけ頂きたいね。

 

 ということで緊急特別ドキュメント『新社会人の悲鳴』第一回はここまで、次回に続く…。

 

※このブログでは常時読者の皆様からの『何の不和もなく円満に退職出来る方法』をコメント欄にて募集しております。